
特に今回は絵力が凄かった。脚本の不満点を補って余りある。力技で進めるのが00 2ndだよね。
■機動戦士ガンダム00 2nd season 第20話 「アニュー・リターン」の感想実はイノベイターだったアニュー!(棒読み
人質をとりダブルオーを奪取しようとするも失敗!小型船の中で「今でも愛してるのよライル」
うーん、こういう秘めた想いって安易に口に出してほしくないというか、微妙な心情の揺れ動きとか
葛藤を説明する台詞が邪魔だった気が。アニューが自分をイノベイターと自覚してライルと行動を
ともにしていたのか、仲間からの合図を受けて使命を思い出したのか、この辺りは曖昧なまま終わった。
アニューの描写はもっと本心を隠しながら進めた方が好みだったな。
しかしまぁ、そんな些細な好みの問題を吹き飛ばしてくれる充実の映像面。

メカ作監・大塚さんで、引きの差し合いからアップショットまで随所にカッコイイMS作画。
どこが特別良かったという事もなく全部良かった。もうMSがカメラなめて飛んでいくとことか
明らかにいつもよりカッコイイからね。あ、特別どこが~とか書いたけど、ライルとアニューの一騎打ちは
ビットとファングの差し合いに始まり、近距離射撃戦と非常にバラエティに富んでて目が離せなかった。
今回はイノベイター優勢だった事もあって敵側のMSがやたらカッコ良く見えたり(笑)
ビーム避け回ってばかりで、挙句被弾して脱落しちゃった、いつものアレルヤっぷりには笑った。
というか、最早何の解説もなくビームがターゲットホーミングして無限に曲がってる様に笑った。
「もう一度、オマエを俺の女にしてやるよ!」いかにもライルらしいんだけど、あらぬ事を想像してやっぱ吹いてしまった。いい台詞だと思います。

結局リボンズの支配からは逃れられず、刹那に射殺されてしまったアニュー。
ダブルオーライザーのトランザム効果でいつもの全裸空間にワープ。
空気読めてない感想だけど、等身の高い大人の男と女が全裸で絡み合ってる様はやはりけしからん。
枚数ふんだんに使って目線・表情で語る芝居。本当に素晴らしかったです。説得力ありまくり。
この耽美系&某ルルーシュを思わせる絵柄・過去版権絵から推測するに佐光さんの仕事でいいんじゃないでしょうか。
死んでしまったけど愛する人と出会えたのだから、イノベイターに生まれて良かった。アニューの結論。
アニュー・リターナーって名前のギミックも透け透けだったけど、印象的だったし良かったのではないかしら。
個人的には登場して間もないキャラで掘り下げも最低限しかやってない状態で、いかにも感動して下さいと
演出されても中々難しいものがあったんですが、絵力で納得させられたなって感じでした。

さて、ライルにフルボッコされたせっちゃん。「もう許してやれよ・・・」と実況スレに書きたかった。
そして、実は真面目に歌ったらランカなんて目じゃない真綾級だった俺の嫁マリナ。
中の人はそういう仕事してたから上手いんだろうなぁと思ってたけど、普通に魂揺さぶられるレベル。
せっちゃんが彼女の歌が聴こえてくるとか言ってたけど、どう見てもパンチドランカーです。
特に気になる事もなく次週へ。後半になればなるほど書く事なくなって困る。

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