
作画・脚本ともに素晴らしい出来。オリジナル編としては秀逸なシナリオ構成ではないだろうか。
エアチェック溜めてる人は「三尾の章」は初めから全部見た方が楽しめると思う。紅蓮と幽鬼丸の
関係性が密になっていく様が丁寧に描かれており、この319話で尾獣から命賭けで幽鬼丸を守ろう
とする紅蓮の行動で感動のカタルシスを味わうことができた。ここまで非常に良い構成でした。
また、原作にないオリジナル設定で紅蓮だけがもつ結晶忍術「晶遁」のバリエーションも豊富で
カッコ良く描かれ、人間VS尾獣という本来絶望的な状況で一人奮戦する紅蓮さんに惚れた。
異世界に引き込まれそうになる幽鬼丸を助け出すために最後の力をふりしぼり1本の結晶を
作り出すとこは今までの回想シーンも交えながら説得力のある感動描写だった。
「この術に全てのチャクラをこめる!」は名台詞。幽鬼丸を抱きしめる紅蓮はまるで母のよう。
しかし、こう敵側が魅力的に描かれるとこの先の展開は予想がつくだけに見るのが辛いものがある。
木の葉・暁・大蛇丸の三つ巴の戦いの中で二人の行くつく先は多分悲劇でしかないんだろうなぁ。
作画監督:堀越久美子 原画:ウクレレ・山下君とか

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